autumn falls down on KYOTO 2

二日目は、朝7時に起床。
ホテルのラウンジで
おばんざいバイキングを楽しむ。
山菜のおひたしや、金平、豆腐など、
どれもハイレベル。
得した気分。


さて、朝食を済ませると、
地下鉄、阪急電鉄を乗り継いで
嵯峨野へ。

台風の痕跡はすっかり無くなっている
感じでした。

幽玄なムード漂う竹林の遊歩道を
ぽちぽち歩きます。


1時間程そぞろ歩きして、今度は西陣に移動。
西陣では、北野商店街や上七軒あたりを
散策する。

レトロ喫茶ナポリにて、イタリアンスパゲティを食す。
目玉焼き付きの鉄板仕立てが嬉しい。
うまし。
その後、某ディレクターに教えていただいた、
大報恩寺を見物。
どうやら、大報恩寺は、洛中最古の建造物らしく。
洛中が何なのか、よくわかっていない私ですが。。
ついでに、
修学旅行中らしき学生に紛れて、北野天満宮もチラ見。
そうこうしていると、北野天満宮の斜向いに、
かわいらしいアンティーク雑貨店を発見。

私は、ブリキの煙草缶を購入する。



その後は、金閣寺方面へと歩き、マトリョーシカ
専門店、vesna!へ。

エキゾチックなポップミュージックが流れる中、
店長らしきおばちゃんに色々と教えていただき、
記念に、一体購入。


さすがに歩き疲れた私は、市バスで河原町に移動。
名所、錦市場をひやかしつつ、
京都三大居酒屋の一つ、京極スタンドで
中ジョッキを呷る。
時計の針は、午後3時。
その足で一旦宿に戻り、しばし休憩。。


さて、6時30分からは、清水寺の夜間拝観が始まる。
期間限定。
ライトアップ見たさに、出掛けてみることに。
予想どおり、ものすごい数の人。
みなさん、あちらこちらで
記念撮影を展開しておられる。
私も負けじと、ぱちり。

紅葉の中、ライトアップされた
清水寺の荘厳さに、息をのむ。


清水寺を後に、
情緒たっぷりの祇園花見小路を通り抜けて、
再び河原町に向かう。
河原町駅裏に走る京極通りは、
東京でいえば、竹下通りのような
ヤングな賑わいを呈する。
その中に、老舗居酒屋静が
ひっそりと佇んでいる。
私は、だし巻き卵と青とうを、中瓶でいただく。
客は、自分一人だけ。
あとから、学生らしき3人連れが入ってくるが、
3人とも、しずか。
しみじみとした時間が流れる。
ああ、自分は京都に来ているのだなぁ、と思う。
9時前に店を出るが、
もう、のれんは下がっていた。


さて、すっかり冷え込んだ京の街。
帰り道すがら、ホットワインが飲みたくなった私は、
烏丸五条あたりで見つけたスペインバル、
santresに駆け込む。
気さくに話かけてくれるスタッフの心遣いが、
琴線に触れる。
蜂蜜入りのホットワインはもちろんのこと、

鱈とあさりとトマトを煮込んだスープが、
身も心も温めてくれる。
激しく、美味なり。


そんなこんなで、二日目も幕引き。