saiban-in-saiban
私は、裁判員裁判の傍聴は初めてでして。
わくわく。
事案は強制わいせつ致傷罪。
新件なので、今日は冒頭手続から。
冒頭手続というのは、
被告人が人違いではないことを確認したり、
検察官が起訴状を朗読したりする
手続のことです。
さて、本件で、被告人は、
犯罪事実を自認しているため、
争点は量刑に絞られておりました。
量刑とは、読んで字のごとく、
被告人にふさわしい刑の種類や重さのことです。
検察側(女性2名、男性1名)は、
いかに被告人の犯行態様が悪質であるかを
裁判官席に向けてつらつら立証していきます。
これに対して、弁護側(男性2名)は、
被告人は、とても反省してます的なことを
つらつらと主張していきます。
反省文を便せん20枚分書いた、
とか主張したりしていて、
ちょっと微笑ましかった。
途中、休憩なども挟みつつ、
雰囲気は、結構ゆるやかです。
検察官も弁護士も、喋りが非常にゆっくりだし。
それにしても、職業裁判官3名と、
国民から選ばれし裁判員6名(みなさん真面目そう笑。)。
総勢9名が、壇上の裁判官席に鎮座する絵図は、
圧巻でした。