sleeping gypsy

kitame2006-08-01

大学時代に、僕の人生観に大きな影響を与えてくれたのは、菅野さんとせきしろさんと橋本さんの三人だ。
菅野さんは、僕がバイト赴任したレンタルヴィデオ屋で知り合った。その後も交遊関係は途絶える事無く続き、
大学3年からは、彼が店長を勤めていた中古レコード屋でバイトで世話になった。とにかく、音楽、ファッションなど、サブカルチャーに関しての僕の価値観は彼からの影響がもの凄い。僕が横浜に引っ越して、会わなくなってもう何年も経つが、今でも僕の心の中では彼の価値観が一番カッコいい。


せきしろさんは同じ大学に通ってた、年上だ。しかも、いつも謎が多いアウトロー的存在だった。
学部も年齢も違うのに何故か知り合った。
やはり、「類は友を呼ぶ」ってのは本当なんですねー。
彼は、ミュージシャンとしての経歴もあり、何故か意気投合し、一緒にバンドを組んだ事もある。(結局、スタジオには一回しか入らなかったかな〜。)
その頃、東京のライヴハウスで演奏する事を何よりも夢観ていた僕には、そういった経験も積んでいた彼が、「生きる指標」たる
存在だったワケです。


橋本さんも学部も違い、年長の先輩だったワケですが、何故か知り合い、色んな事を教わりました。
取り敢えず、jesus and mary chainというケタはずれにカッコいいバンドを教えてくれたのは彼だった。
橋本さんは絵も描いており、シャルロット・ゲンズブールのデッサンを見せてもらった時は感動したな〜。
パトリス・ルコントレオス・カラックスの映画なんかを教えてくれたのは彼です。僕が赤いシビックに乗ってるのは
彼の影響なんだな〜。


とにかく、哲郎少年はこうした諸先輩方にここまで導いていただいたワケなんです。感謝してる、っつうか、
やっぱり今でも僕の青春の人々なんですね〜。そういう事もあって、凡庸な、カッコ悪い事はしたくない。


最後に、せきしろさんは本を出版(マガジンハウス社)されたようで、これがまた、
社会に対して斜めに構えていながらキュートなセンスで面白い!これこそパンク魂だよな〜。
何年も会ってませんが、やっぱり、素敵な方です。ぜひ読んでみて☆